谷川岳 難易度:☆☆☆☆☆
天神平(40分)熊穴沢避難小屋(1時間)肩の小屋(5分)トマの耳(15分)オキの耳(15分)トマの耳(5分)肩の小屋(1時間)熊穴沢避難小屋(40分)天神平
|
避難小屋に向かう途中からの紅葉と谷川岳 |
谷川岳に登る途中。 |
|
下る途中に紅葉の登山道を見下ろす |
一の倉沢。まだ紅葉には早い。 |
10月の三連休、紅葉ハイキング。見頃のところが多く、どこに行こうか迷ってしまうのですが、今回は谷川岳と日光白根山を目指すことにしました。しかしながら初日以外は雨の予報。残念ながら日光白根山は来年以降に延期となってしまいました。
さて、三連休なので高速道が渋滞するので4時半に自宅を出発。交通量は多かったがなんとか渋滞にあわず、7時半過ぎにはロープウェイ下の駐車場に到着。6階建てで外の駐車場も含めて2000台も止められるとのこと。そのため、500円払って無事立体駐車場に止めることができました。それでも、満車の階もあり、すでに半分近く止まっていてさすが三連休といった感じです。
ここの立体駐車場には食堂やインフォーメーション、お土産やがあり、食堂でコンビニ弁当を食べて、出発。3分ほど歩いてロープウェイ駅に到着。ロープウェイもまだ並ばずに乗ることができました。ロープウェイから見る紅葉は下はまだ50%程度といったところでしたが、上部はほぼ見頃になっていました。ロープウェイを降りると赤や黄色に色づいた天神平の紅葉がとても綺麗。谷川岳も綺麗に見えていました。
ここからは天神峠に行くリフトがありますが、私はそのまま谷川岳に向かって出発です。登りも多少ありますが、ほぼ平坦な紅葉トンネルの道を熊穴沢避難小屋に向かって進んでいきます。ところどころ木々の隙間から赤や黄色に色づいた谷川岳が見えとてもすばらしい景色です。しばらくすると天神峠からの道と合流し、さらにほぼ平坦の道を歩いていくと熊穴沢避難小屋に到着します。小さい子連れの場合は天神峠−避難小屋−天神平と歩くと紅葉と展望が楽しめるのではないでしょうか。ちょっと余裕があったら、さらに10分ほど谷川岳方面に進むとさらにすばらしい景色が見られます。
ここから本格的な登りが始まります。さっそく鎖場の急登を登ります。すぐに展望が開け越後、尾瀬、日光白根、武尊、浅間山、苗場山などなど遠く富士山まで望むことができます。かなりのぼりは苦しいですが、紅葉と展望を楽しみながら進めばあっという間に登っていけると思います。途中、天狗の溜まり場と呼ばれる岩場をはじめ休憩に適した場所がいくつかありますのでゆっくり登れます。
1時間ほどで肩の小屋に到着。売店もあり、暖かい飲み物や軽食をとることができます。新しくてとても綺麗です。トイレもあります。数が少ないので休日は長蛇の列になってしまいます。ここからトマの耳までは5分ほど、さらにオキの耳までは20分ほどです。どちらも展望はすばらしいです。下は絶壁になっているので高所恐怖症の私は足がすくんでしまいました。オキの耳下で1時間ほど展望を楽しみながら昼食休憩を取って下山。帰りも同じ道を下っていきます。三連休ですごい人だったので渋滞してしまい、のぼりと同じ時間かかって下りました。天神平ですごい人がロープウェイに並んでいていつ下に降りられるのかと不安でしたが、20分ほどで登ることができました。
下に到着して帰ろうかと思いましたが、せっかく来たので一の倉沢まで歩くことにしました。10月の土日はマイカー規制で車が入ることはできません。片道1時間ほど歩いていきます。行きは上り坂ですが、舗装道なので歩きやすいです。紅葉はまだ半分程度でしたが、谷川岳の断崖絶壁は迫力があってすばらしい景色でした。
帰りも1時間ほどで駐車場に戻り、インフォメーションで割引券をもらって湯檜曽温泉の湯の陣へ(1000円→800円)。地下に温泉場なので展望はあまりよくないですが、掛け流しの源泉のお湯で広くて清潔ないいお風呂でした。
頂上まで登ればすばらしい景色が望めますが、小学生未満の子供連れだとさすがに厳しいです。天神峠から避難小屋ちょっと先まで行って戻るコースと一の倉沢が紅葉が楽しめていいコースだと思います。